2010年02月07日

私的、広島と映画とアニメーション論 11

11 ライプチヒ映画祭への参加

 私は1976年のタシケント映画祭に続き、1977年11月19日〜26日までドイツ民主共和国で開催された第20回ライプチヒ映画祭に参加した。

映画手帖1977年11月号より
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第20回ライプチヒ映画祭 広島映画センター小森氏が随行
    期待される『ドキュメント8・6』
 
 世界各国から記録映画とテレビドキュメンタリーを集めての第20回「ライプチヒ映画祭」が、11月19日から八日間、ドイツ民主共和国で開催される。この映画祭に、中国放送制作のドキュメンタリー『ドキュメント8・6』(新藤兼人監督)が出品されることになり、広島映画センターの小森敏広氏(中国放送勤務=写真)がフィルムを携えて渡独する。
 この『ドキュメント8・6』は、広島出身の新藤監督が自らインタビュアーとなり、被爆者の現状や関係者の言葉をつづり、核兵器への怒りを描いたもの。昨年の夏から一年がかりで制作し、今年の8月6日に放送されて話題を呼んだ。
 このほか、広島でも自主上映された『トンニャット・ベトナム』をはじめ、『ガンバレ・日フィル』『俺たちの明日』など計七作品が出品される。日本代表団は、全国映画センター代表として赴く小森氏のほか、日本映画復興会議の山田和夫氏(映画評論家)、新藤監督をはじめとする出品作の監督やプロデューサーなど八人。
 同映画祭のスローガンは“世界平和のために”。日本からの出品作では、一昨年の『われわれは監視する〜核基地横須賀』、胎内被爆児が明るく立派に成長するまでを描いた昨年の『生きる〜その証しのために』が、テレビ部門での最高賞である“金鳩賞”を獲得している。今回の出品作の中でも出色といわれる『ドキュメント8・6』が、三年連続受賞を果せるか・・と、関係者の期待は大きいようだ。
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Documents8.6.pdf 
 出品作品は、1976年4月1日に設立した広島平和教育映画ライブラリーが普及した作品を中心に広島映画センターが普及している作品、特に『ドキュメント8・6』は私が勤務している中国放送の職場の仲間が作った作品だけに、世界の映画人達が、どのように反応するか、関心があった。また、『トンニャット・ベトナム』の片桐直樹監督、『生きる〜その証しのために』の秋吉宣子監督、『日本の憲法』の菅家陳彦監督が代表団で一緒、交流が楽しみだった。そして、この映画祭で『ピカドン』の木下蓮三氏との出会いがあった。
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posted by T.K at 17:54| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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