2010年06月13日

私的、広島と映画とアニメーション論 25 ベルリン国際映画祭

25 ベルリン国際映画祭 

 私は、映画「こんにちはハーネス」のプロデューサーとして、第34回ベルリン国際映画祭に招待された。

1984年(昭和59年)3月11日 中国新聞
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 第34回ベルリン国際映画祭に参加して    小森敏廣

 「子供たちは確実に大人になる。そして将来映画観客となる」。ベルリン国際映画祭事務局長ハデルーン氏は、ベルリン国際映画祭に六年前から「児童映画部門」を設けた理由について、こう話を切り出した。

 児童映画部門の上映会場ウーファ・パラスト劇場(定員五百三十三人)は、西ベルリン市の中心街、東京の銀座に相当するクーダム通りに面した立派な劇場。この映画祭開催中(2月17日〜28日)私たちが製作・出品した「こんにちはハーネス」を含めて十一ヶ国、十六本の作品が上映された。入場料は、小人ニマルク、大人三マルク(一マルク=約九十円)と、広島での小学生千円、大人千五百円に比べかなり安い。

 これについて、ハデルーン氏は、児童映画部門を設けた二つの理由として、一つは子供たちに小さい時から世界各国のすぐれた作品に出会う機会を作ってやること。もう一つは、その子供たちは確実に大人になり、また確実に映画観客になってくれるからーと、このベルリン国際映画祭の実質的なスポンサーである西独の国・州(西ベルリン特別州)の映画政策を話してくれた。また、10人以上の団体はその半額とし、後で映画についての話し合いを持つことを条件に、引率の教師は無料にすることも、合わせてつけ加えた。

 私は映画センター設立十同年を記念して、児童映画[こんにちはハーネス」を企画・製作してきた中で、子供たちに良い文化を届けること、子供たちの周囲の文化状況を良くしていくこと、が日本映画の復興に結びつくと考えていたが、まさにハデルーン氏の言葉は私の願いと一致した。今回「こんにちはハーネス」が、世界の三大映画祭といわれるベルリン映画祭に出品が決まった時、この映画を支持して下さった人たちと喜びをともにし、受賞を期待してこの映画祭に参加した。が、賞は惜しくもわずかの差で他に譲ったものの、このハデルーン氏の一言は大いに励まされた。また、日本での映画(文化)に対する助成策の貧弱さを、痛感させられた。しかし広島映画センターが「こんにちはハーネス」をはじめとして、児童映画を広島県内どこでも、児童・生徒十人足らずの小規模の小・中学校(分校)でも、一人当たり二百五十円で鑑賞を保障し、年間約二十五万人に映画を届けていることに確信を持つことが出来た。これを力に広島市が先ごろかかげた「メッセ・コンベンション・シティ]の方針に沿って、広島市でぜひ「国際映画祭」を開ける方向を模索して行きたい。       (広島県映画センター連絡会議議長)
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posted by T.K at 19:45| Comment(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

お姉たまに騎 乗 位でヌポヌポやられちゃった!!
リードしてくれたから、童 帝のオレでも緊張しなかったぜ!!笑
てか初エッチ+5万もらえるとか、まじサイコーっすよ!!ヽ(*゚∀゚*)ノ
http://tia.KwsKKKst.net/txqhu31/
Posted by 童 帝 最 強 時 代 at 2010年06月19日 23:56
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